1949-05-16 第5回国会 衆議院 経済安定委員会 第17号
第一に、指定生産と自由生産の両制度の併用、第二には現行の衣料品配給規則による卸業者の在庫許可数量制度を廃止せられたいということ、第三には割当廳に対する割当公文書の書きかえ可能数量制度の廃止、次に第四には問屋業相互間の賣買を認めること、第五には衣料切符の有効地域を全國共通とすること、第六には纖維スタンプ手形制度を実施していただきたい。以上の通りであります。
第一に、指定生産と自由生産の両制度の併用、第二には現行の衣料品配給規則による卸業者の在庫許可数量制度を廃止せられたいということ、第三には割当廳に対する割当公文書の書きかえ可能数量制度の廃止、次に第四には問屋業相互間の賣買を認めること、第五には衣料切符の有効地域を全國共通とすること、第六には纖維スタンプ手形制度を実施していただきたい。以上の通りであります。
また卸業者の在庫許可数量につきましては、現在の人絹織物の需給状況と統制強化の建前からいたしまして、無制限に在庫を認めることは妥当でなく、営業の資格及び能力によりまして、一定の在庫許可数量を定めることが必要であると思われるのであります。
第二番目は現行衣料品配給規則による御業者の在庫許可数量制度の廃止を要望いたします。第三番目に割当廳に対する割当公文書の書替可能数量の制度を廃せられたい。第四番目が登録販賣業者、いわゆる問屋業者相互間の賣買を認めて頂きたい。第五番目が衣料切符の有効地域を限定せず全國共通とせられたい。第六番目が統制の執行についてはその業者の意見を十分参酌せられたい。
新たに登録された業者に対する在庫許可数量の決定は得票数によらず、その者の設備及び能力等を基準として諮問委員会に諮問して決定する方針である。